イボの感染とウイルス性について

イボの感染と聞いてすぐ思い出すのが水イボです。水イボは伝染性軟屬腫といい、ウイルス性の感染症の一種なのです。けれどウイルス性でイボの感染というのは水イボだけのことではありません。

イボは疣贅(ゆうぜい)と呼ばれますが、基本的にはヒトパピローマウイルスの感染によって生じるウイルス性疣贅なのです。ヒトパピローマウイルスは100種類以上と、その種類の多さでもよく知られています。そしてイボ自体も細かく分類すれば、かなり多くの種類に分けることができます。

例えば普通手足にできる一般的なイボのことは尋常性疣贅といいます。これはイボの感染の中でもヒトパピローマウイルス2型・27型・57型が感染して発生させるものです。           

足の裏イボは足底疣贅と呼ばれますが、イボ感染の中でもヒトパピローマウイルス1型の感染で発生します。足底疣贅は足の裏にできるので魚の目と混同されることもありますが、魚の目は足裏の同じ場所が圧迫されてできるもので、足底疣贅とは違うものです。

イボの感染の中でもヒトパピローマウイルス3型・10型の感染で発生するのが扁平疣贅です。

性器イボと呼ばれる尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス6型・11型の感染で発生し、性感染症に分類されます。

また、イボの中でも老人性疣贅(老人性イボ)はウイルスで性ではありません。

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